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重点政策と今年度活動方針
令和3年度活動方針
 新型コロナウイルス感染症の陽性者が初めて国内で確認されてから1年4ヵ月、コロナはいまだに世界で猛威を振るい、わが国も国難といえる深刻な状況が続いている。患者の命を救い、また、これ以上の感染拡大を食い止めるために尽力されている医療従事者や保健所の方々、細心の注意を払って高齢者と向き合う介護従事者など、全ての関係者の皆さまに深く敬意を表し、感謝申し上げる。
 コロナ禍は地域の経済・社会に大きなダメージを与えた。一方、それに伴い都市における働き方や地方移住への関心の高まりなど、国民の意識や行動の変容も起きている。 このことを十分に踏まえ「地方の元気なくして、日本の再生なし」との認識を改めて共有し、感染症の克服と経済活性化の両立との視点も取り入れ、新たな日常に対応した地域経済と生活の再建、東京一極集中の是非、そして地方分散型の国づくりに向けた取り組みを強化する。 「オンライン関係人口」を含めた関係人口のいっそうの拡大、地域における魅力あるしごとづくり、持続可能で魅力的なまちづくりなど、包括的かつ大胆な政策を推進し、地方創生のさらなる充実・強化に取り組んでいく。
 立党以来、わが党は「現行憲法の自主的改正」を党是に掲げ、現行憲法の「国民主権、基本的人権の保障、平和主義」という3つの基本原理を堅持し、国民各層の幅広い理解に努め、憲法改正を目指し歩んできた。 平成30年3月、わが党は国民に問うにふさわしいテーマとして、①安全保障にかかわる「自衛隊」、②統治機構の在り方に関する「緊急事態」、③1票の格差と地域の民意反映が問われる「合区解消・地方公共団体」、④国家100年の計たる「教育充実」-の4項目を優先的な検討項目とし、「条文イメージ(たたき台素案)」決定した。 憲法改正の主役は、国民である。どの項目をどのように改正するのかは、国民の判断に委ねられている。同時に、憲法改正が国民的運動となるには、憲法改正に対する国民の理解が不可欠である。 今後ともわが党は、これらの取り組みにデジタル技術を活用するなど、万全の感染症対策を講じつつ、憲法改正研修会などを積極的に展開し、憲法改正への国民の理解をいっそう深めていく。

 


◎組織活動
 コロナ禍で従来の活動が著しく制約を受ける組織の在り方も変革を迫られる状況をピンチではなくチャンスと捉え、新しい試みにも果敢に挑戦をしていく。 党勢拡大は道半ばである。党員獲得運動を組織活動の柱とする。総選挙、来年の参議院選挙に向け、党の土台となる組織力を強化するため、党本部の進める「120万党員獲得運動」を引き続き強力に展開する。  





◎政調活動
 わが党を強力に支えている友好団体とは、積極的に機会を捉えて相互に足を運びつつ、率直な意見交換を通じて信頼関係を深め、全ての選挙での勝利と職域党員の拡大を果たす。また、コロナ禍でも友好団体との協力関係を維持・発展させるため、新たな取り組みを行う。 地域そして社会の多様な政策要望を的確に捉えて、安全・安心で幸せな暮らしの実現のため、暮らしに一番近い政治を推進する。


 


◎広報活動
コロナ禍における新たな選挙運動や党活動の在り方を模索する上で、ネットメディアは特に重要なツールである。わが党の政策や活動に対する国民の理解を深めるため、正確な情報を分かりやすく簡潔に発信しなければならない。 また、ウィズコロナ時代の選挙に対応すべく、全都道府県連に「ネット戦略チーム」が設置されている。本県も地方議員や各級選挙候補者の効果的なネット活動を支援するためメンバーを選定し積極的に活動する。 政治やわが党をより身近に感じてもらえるよう政策や活動を分かりやすく報じるため、徳島県版「自由民主」を作成する。 戦略的な広報は、世論を的確に捉えてこそ展開できる。メディアの世論調査やネット上の世論動向を注視・分析し、幅広い国民の声の把握に努める。






◎青年局活動

 青年局は立党以来、改革の最前線に立つファーストペンギンとして、いつの時代でもその役割を果たしてきた。未曽有の事態に直面する今だからこそ、時代の変化を的確に捉え、常に自己変革を続ける存在であらねばならない。 「私たち青年局がいるから自民党は大丈夫、安心だ」と国民から信頼される存在であり続けるべく、青年局メンバー一人ひとりが新たな社会課題の解決に臨むことを決意し、活動の更なる充実・強化を図る。



 



◎女性局活動
 新型コロナウイルス感染症により我が国も国難といえる深刻な状況が続いている。 女性局は、政治を取り巻く環境の変化に対応しながら、党を支える支部組織を強化させ、暮らしに寄り添う女性ならでは視線を持ちながら地域の実情に適った活動を全力で展開する。 子育てや介護、福祉などの問題について、女性だからこそ気付く政策、女性ならではの視点で生活実感に基づいた政策を汲み取り、自民党を通してその実現のために行動していく。